artist: Lady Gaga ( レディ・ガガ )
song: David Bowie Medley ( デヴィッド・ボウイ・メドレー )
choreographer: Richard “Richy” Jackson ( リチャード“リッチー”ジャクソン )
米時間の2月15日の先ほど、世界最大の音楽賞、グラミー賞の生放送が終わりましたね。各アーティストや作品の受賞結果はもちろん、亡くなったアーティストへの追悼パフォーマンスも印象深いものでした。その中でもやっぱりこれは外せない、レディ・ガガによるデヴィッド・ボウイ・トリビュートです。
レディ・ガガやNile Rogers(ナイル・ロジャース)らのバンド演奏に加えて、CPUメーカーのIntelがロボット・パフォーマンスなどの技術的サポートを行ったということで、下記の動画でその様子を見ることができます。
キーボード・スタンドがロボット・アームでガガと一緒に踊り、その動きは振付師ジャクソンのダンスを予めトレースしたものという仕掛け。あまりにも手が込んでいて、説明を見ないとよくわからない部分もあり(笑)。さらに本番イントロ部分で流れた顔にプロジェクションマッピングを行いそれをスクリーンに映し出す演出は、フェイスマッピングというそうですが、こちらを担当したのは日本人の浅井宣通氏。ライブでのパフォーマンスはこれが初めてだったそうですが、こちらも見事でした。
その音楽だけでなくSFの世界観を取り入れた宇宙人というキャラクター設定をはじめファッション、アートとのからみなど、様々な要素で唯一無二の存在感を放ってきたデヴィッド・ボウイを追悼するために、ロボットを踊らせたというのはぴったりの企画だったのでは? もちろん、ガガの圧倒的なパフォーマンス能力ありきの話ではありますが、こういった方向性もさらに進化していきそうです。レディ・ガガは少し音楽活動をお休み、という感じでしたが、スーパーボウルでのアメリカ国家斉唱も賞賛を集めましたし、そろそろまた動き出すのでしょうか?