Grammy2016: Best Music Video候補
artist: Pharrell Williams( ファレル・ウィリアムズ )
song: “Freedom” ( フリーダム )
choreographer: Fatima Robinson & Charm Ladonna( ファティマ・ロビンソン、チャーム・ラドンナ )
アメリカでは年に1度の音楽賞、Grammyが近づいてきました。ということで関連作をご紹介。まずはファレルが昨年夏に出した“Freedom”です。 Best Music Videoにノミネートされたこのビデオ、本編に振付けクレジットはないのですが、↓のテレビ出演時にはダンサーとがっちり踊る形でパフォーマンスされました。
こちらの生出演の方ではシリアスな曲調とはちょっと離れた、ミュージカル映画的な振付けと衣裳。ミスマッチのようでいて、ファレルのキャラクターにはとてもあっている面白い組み合わせです。
ファレル作品はここ数年ほとんど大御所のファティマ・ロビンソンと、アシスタントのチャーム・ラドンナが共同で担当しており、このパフォーマンスも同様。意外なところでは、ケンドリック・ラマーの“I”もこちらの2人で振付けしていたとのこと。
いくつかの視点からの「自由」を歌うこの曲、オリジナルのビデオでは「頭を使う」ことを示すような終わり方がなど、実に印象的な映像が散りばめられた強力なものですが、ヨーロッパでしかヒットしなかったため、おそらく受賞はしないでしょう(※本命はおそらくテイラー・スウィフトが人気モデルや有名人をそろえてマッドマックス仕立てにした“Bad Blood”ではないでしょうか……)。でも、素晴らしい曲と映像が結びついた作品として、記憶に留まる一本になるのでは。