artist: Sia( シア )
song: “Bird Set Free” ( バード・セット・フリー )
choreographer: Ryan Heffington( ライアン・へフィントン )
「おっさんの裸なんてみたくない!」なんて怒らないでくださいー、イラッときた人はこっちを見て気を落ち着けてください。
ご存知でしょうか、シア。「ストリートダンスの人」にはちょっと遠く感じるかもしれませんが、オーストラリアのシンガーソングライターで、(自分の顔の露出を避けがちな代わりに?)毎回素晴らしいダンスを取り上げてライブし、ビデオを作っているアーティストです。白黒ウィッグが今作のイメージ・アイテムになってるんですが、前髪部分を長くして目を隠しているところ、面白いですよね。本人だけが大きなリボンをつけているのもかわいい。
シアは前作から11歳の少女ダンサー、Maddie Zigler(マディ・ジグラー)を踊り手に、振付けをライアン・ヘフィントンが担当した“Chandelier”が世界中で大ヒット。YouTubeだけでも「11億回以上」も再生されているこの曲以降、引き続き同じくライアン・へフィントンが振付けしています。
といっても、1月に発売されたばかりの最新アルバム“This Is Acting”からはミュージックビデオは“Alive”のみ。こちらアジア系の少女の演武が取り上げられています。常にヒネリの効いた試みを見せてくれるシアだけにこちらも納得ですが、今回取り上げたパフォーマンスだけでなくテレビ出演ではダンサーを使っているだけに、そういう形の方が伝わるものがある、と考えているのか、それともゆっくりと次のビデオを作っているのか。
いずれにしても曲も素晴らしいので、ぜひ自分でも振りを作ってみたいですね。
“Alive”
最後のおまけに、英語のものですが、ライアン・ヘフィントンの短めのドキュメンタリーを紹介しておきます。
カリフォルニア人なんですねー。
[追記] この記事を公開した直後に↓の歌詞ビデオが公開されました。