artist: Mark Ronson( マーク・ロンソン )
song: “Uptown Funk” ft. Bruno Mars( アップタウン・ファンク・フィーチャリング・ブルーノ・マーズ )
choreographer: Phil Tayag & Joshua Jose( フィル・テイグ & ジョシュア・ホぜ / Jabbawockeez )
スーパーボウルでMCハマー的なステップとノリを見せまくってくれたブルーノ・マーズとそのバンド、フーリガンズ(the Hooligans)。彼らの振付けを担当したフィル・テイグ(Swagger Boy/SB)の作品を探してみたんですが、やっぱりダンスがしっかり映えているのはこれ、ということで、結局“Uptown Funk”です。
いやー説明不要、文句なくカッコイイ大ヒット曲ですね。シンプルな振付けでブルーノ・マーズとフーリガンズも揃えてがっちり踊る、見応え見どころ満載のビデオ。ダンサーならずとも何度も見ている人が多いかと思いますが、フーリガンズのメンバーではない人が踊ってるのに気付いてましたか。1分29秒からのカット、水色のシャツを着ているダンサーが出てきますよね。これが実は振付けのフィル(※ちなみに曲を作っている「主役」のマーク・ロンソンはリーゼント+サングラスの彼。素晴らしい曲をたくさん作っています)。
振付けに共同クレジットされているジョシュア・ホゼは、フィルがメンバーとして活躍するJabbawockeezの撮影を担当していたカメラマン。実はこのビデオが公開された2014年11月に亡くなっていることから、関係者たちからの追悼としてのクレジットなのかもしれません。
Jabbawockeezとしてのパフォーマンスからは6人バージョンの昨年のものを紹介。笑いも含めたエンターテイント性と技術の両方を兼ね備えた見事なステージです。
それにしても、スーパーボウルでの振付けはまた別のカラーをはっきり打ち出しているもので、フィルの引き出しの多さを感じさせてくれますね。Jabbawockeezとしての活動がメインのようなので、こういった振付けの機会が今後も続くのかはわかりませんが、マーク・ロンソンの“Feel Right”にも関わった模様。こちらのビデオもとにかくいいノリしてるので、オススメです。