Grammy2016: Best Dance Recording候補 その1
artist: Skrillex, Diplo, Justin Bieber ( スクリレックス、ディプロ、ジャスティン・ビーバー )
song: “Where Are Ü Now” ( ウェア・アー・ユー・ナウ )
choreographer: Nick Demoula, Parris Goebel ( ニック・デムーラ、パリス・ゴーベル )
アメリカ最大、ということで世界最大の音楽賞でもあるグラミー、今年もまもなく本番ですね。数々の受賞候補が取り沙汰されていますが、予習としてダンス視点からもいくつか紹介しておきましょう。まずはその名もBest Dance Recording部門で本命の呼び声が高いジャスティン・ビーバーとディプロ、スクリレックスのこの曲から。
オフィシャル・ビデオ
Nick Demoura版
ダンサー版
ご覧通り、この曲はジャスティン本人がメインのものと、ダンサーたちが入り乱れ彼が登場しないもの2バージョンがあります。そのオフィシャル版の振付けはニック・デムーラで、ライブでもこの振付けを使っていますが、振付師+ダンサーで踊っている2本目がわかりやすいですね。
もうひとつ、3本目は昨年11月になって公開された、話題の振付師パリス・ゴーベルを迎えて、複雑なカメラワークでいろいろと移動しながらのダンスを見せるもの。まじまじ見ていると目が疲れますが(笑)、ダンサーたちの躍動感を強調する演出はパリス作品ではおなじみ。
曲を作った1人のディプロは別プロジェクトMajor Lazerの“Lean On”がノミネートされなかったことが相当納得いかないようですが、その分、この曲が受賞する確率は高いかもしれませんね。また、同じBest Dance Recording部門の対抗馬のひとつ、Flyng Lotus “Never Catch Me” ft. Kendrick Lamerもビデオに素晴らしいダンスがフィーチャーされていますので、そちらも必見です。