artist: Drake ( ドレイク )
song: “Hotline Bling” ( ホットライン・ブリン )
choreographer: Tanisha Scott ( タニーシャ・スコット )
「セーター姿がダサすぎ! w」とか、デビュー当時から常に笑いを取ることに長けているラッパーのドレイクさん。恋愛の情けない男の気持ちまでそのままラップしてしまうキャラクターと合わせて愛されている人ですが、昨年のこのビデオも新たにその「愛されるネタ」の仲間入りを果たしましたね。
この何を着ても微妙な感じが漂うキャラクターは逆に得難い!ということで、本人に踊らせてみるとこれがまたいい味で、ウケちゃったわけですね。1:30あたりの間の取り方とそのあとの表情とか、狙ってもなかなかできないのでは?笑 特に広まったように思うのは4:03からの動きは破壊力抜群でした。ちゃんとセーター着て出てくるあたりもしっかり自分のネタ感を自覚しているようで素敵ですね、ドレイク。
振付けを担当したのはタニーシャ・スコット。カナダ出身、ジャマイカで暮らした期間も長いという人気振付師。彼女の作品で強烈なのはやはりのSean Paul(ショーン・ポール)の“Gimme The Light”などレゲエ・ダンスを取り入れた振付け。
今回もシンプルながら女性のパワフルさをアピールしていて素晴らしい。ちなみにドレイク自身の動きはタニーシャがサポートした本人の即興だそうですが、タニーシャ自身が振付けだけでなく、自ら出演することになったのは“Gimme The Light”が好きなドレイク自身の希望とのこと。その結果で随所に出てくるペアダンス、彼女の動きをドレイクが真似すると愉快な感じになるのがよくわかって、キャラクターの強さというのは強力な武器だなあとも実感させられます。
なんにせよ、ここまで楽しければ最高ですよね(笑)。
Drakeと一緒にRihannaの“Work”まで出張?したタニーシャについては、改めて“Gimme The Light”などを紹介します。