artist: Usher ( アッシャー )
song: “Crash” ( クラッシュ )
choreographer: MarcMarvelous ( マークマーベラス )
creative director: Jamaica Craft (ジャマイカ・クラフト)
最近のポップミュージックのダンス、本当にレベルが高い。改めてそう思わされたビデオがこちら。
毎度おなじみのアッシャーさんなんですが、今37歳。昔のアーテイストだったらもうダンスなんて踊らなくなっている時期じゃないでしょうか? アッシャーも踊りが微妙だった時期もありましたが、きちんと身体を維持して練習も続け、いい振付師にバックアップされていなければ、なかなかここまで踊れるものではないでしょう。
今回の振付けはマーク・マーベラス。マイケル・ジャクソンのあのホログラム・ライブの振付けアシスタント(ということは細かい動きを作ったのは彼?)をはじめ、Hihat(ハイハット)やジャマイカ・クラフトのサポートとしてアッシャーの仕事にも関わり続けてきたダンサーです。彼によるウェーブやフロアムーブを多用したコリオグラフィは、改めてストリートダンスがポップスの世界にすっかり浸透していることを見せてくれますが、一方でそれだけ王道になったわけで、新しいダンスに注目が集まるのも納得だったりします。
また、背景の映像の女性が手を伸ばしてアッシャーを支える演出もやっぱり目を引きますね。それにしても最近の彼の作品は「シンプルに音数少なめの歌+暗めのセットでダンス」というパターンが多くて、踊りを活かしたつくりなのは嬉しいところですね。