ジャズ、ジューキング、タップの名手が「動物」をテーマに共演!!

music: Wynton Marcaris & Jazz at Lincoln Center Orchestra
jooking: Lil’ Buck ( リル・バック )
tap dance: Jared Grimes ( ジャレッド・グライムス )
(photo: Andrea Mohin/The New York Times)

ジャズ界の巨匠、ウィントン・マルサリスが、いろいろな動物の動きをテーマにした曲を演奏、それに合わせて、memphis jooking(メンフィス・ジューキング)の代表的ダンサー、Lil’ Buck(リル・バック)と、タップダンサーJared Grimes(ジャレッド・グライムス)が共演するという、気になりすぎる内容のコンサートが実現!

プロモーションのためのテレビ出演がこちら。


音楽もダンスも最高じゃないですか!?

この“Spaces”という企画、ニューヨークのRose Theaterで4/1にそのプレミア公演が行われたそうですが、New York Timesの評によると「ニコラス・ブラザーズのようなお互いを飛び越えるジャンプと開脚」や「ペンギン版のエレクトリック・スライドハーレム・シェイクチャールストン」、「蜂の巣のようなステップ」などなどが繰り出されたとのこと。

このコンサートは振付け監修にNew York City BalletのプリンシパルDamian Woetzel(ダミアン・ウェツェル)も関わるというジャンル横断ぶりですが、↓の、ウィントン・マルサリスがリル・バックを紹介するというテレビ出演でも紹介されているように、このウェツェルさんはリル・バックをかなりプッシュしてくれているようです。

またタップダンサーのジャレッド・グライムの方も、ヒップホップとの関わりが強いダンサーで、名門Broadway Dance Centerでクラスを教えつつ、リル・バックと同じくシルク・ドゥ・ソレイユに参加するなど活躍中で、ウィンストン・マルサリスとの共演歴もあります。

当然、この1ステージだけで終わるはずはないだろうと思っているのですが、まだスケージュールなどは発見できず。おそらくプレミア公演を見てもらって出資者を募り、ツアーにするということなのかな、と想像しております。

ABOUTこの記事をかいた人

とにかくクラブで踊るのが好き!という自分の趣味をそのまま仕事にしたライター、編集者、コーダー。 ダンス雑誌『Dance Style』(リットーミュージック、現在は休刊)で編集やDVDシリーズ9本の監督を務める。音楽方面では渋谷のナイトクラブshibuyaNutsで広報・メディア制作を担当。