ダンスレッスンの宣伝にYouTubeを使ってみたらスゴイことが起きる…かも?

YouTubeにはダンスの振付け映像がそれこそ見きれないほどアップロードされています。人気アーティストの新曲が出るとすぐにピッタリの振付けを考えて踊ってみせる映像が次々にアップされるのが当たり前になってきました。この流れを使って自分のレッスンの宣伝に活用している人たちもいます。

例えばTricia Miranda


この人はダンサー・振付師として活躍中ですが、そのなかでも「振付師」の意味合いが少し違う活動スタイルをとっています。

最新ポップスの振付けをレッスンで教える、というのは多くの講師たちがやっていることですが、Miranda女史の場合、それを踊りこなした生徒たちの映像をしっかり撮影して、YouTubeに投稿。そのYouTubeチャンネルが、なんと登録者数が79万人。ダンスレッスンの振付けパフォーマンスが延々と続く映像ばかりがアップされているチャンネルを、実際にすべての動画を79万人が見ているかどうかはわかりませんが、上記のMissy Elliott “WTF”の映像はなんと472万回も再生されています。

さらに、こちらのサイトではその振付けを解説した映像まで販売中。今年に入ってから、アメリカの老舗ゴシップサイト、Pelez Hiltonにも登場して、さらに注目度上昇間違いなし。

人気が出ればネットを使ってその成功をさらに拡大できることがよく分かりますね。ネットの有効な使い方にはいくつかのツボがありますが、わかりやすいところをまとめると

  1. とにかく更新し続ける
  2. 写真または動画は必須
  3. SNSでコメントをつけて拡散

まず注意するのはこの3つ。例にあげたTricia Mirandaの場合、アップされている動画の一番古いものは2007年7月。また、先日紹介したWhip/Nae Naeのダンサー2人は6秒動画のVineで大量にダンスビデオをアップし続けています。

今のネットの仕組みでは、更新し続けると有利になるように出来ていますから、彼らのやり方は正にピッタリ。僕らも続けていかないといけませんねー……w。

ABOUTこの記事をかいた人

とにかくクラブで踊るのが好き!という自分の趣味をそのまま仕事にしたライター、編集者、コーダー。 ダンス雑誌『Dance Style』(リットーミュージック、現在は休刊)で編集やDVDシリーズ9本の監督を務める。音楽方面では渋谷のナイトクラブshibuyaNutsで広報・メディア制作を担当。